■便秘にはどんな種類がある!?
便秘とは、便の排泄が困難になっている消化器の状態の
ことです。一般的に、排便の頻度、一回の排便時の便の量、
便の出方の困難さ、などで便秘かどうかが判断されますが、
多少は個人の体質などで異なります。一般的に、日本内科
学会の定義では「3日以上排便がない状態、または毎日排便が
あっても残便感がある状態」 という状態が便秘とされます。
しかし、排便回数は個人差があるので、2,3日に1回でも、
その人の生活のリズムの中で、規則的に、スムーズに排便
されていれば便秘とは言えません。
便秘は、急性と慢性に分けられます。さらに、急性は一過性
単純便秘と症候性便秘に、慢性は生活習慣に伴う常習性便秘
と症候性便秘に分けられます。一般的に、便秘の多くは、
慢性の常習性便秘です。一過性単純性便秘は、旅行などに
伴う、食生活の環境の変化に伴うストレスや水分不足など、
また月経前に一時的に起こるものでこれは原因を取り除くと、
すぐに治るものです。症候性便秘は何がしかの病気によって
起こる便秘で、強い腹痛や吐き気を伴ったりします。腸閉塞
や腸捻転の恐れもあるので、すぐ医師にかかる必要があります。
慢性の便秘のうち、症候性の便秘は、急性の場合と同じく、
何がしかの病気が原因によるもので、大腸癌や大腸ポリープ、
子宮筋腫や卵巣脳腫、また虫垂炎の手術後などに生じた癒着
などが原因の場合があり、これも、すぐに医師の診断を受け
なければいけません。一番多く見られる慢性便秘は、直腸性
(習慣性)便秘、痙攣性便秘、弛緩性(結腸性)便秘の三つ
のタイプがあります。最近増えているのが、直腸性(習慣性)
便秘で、時間がないために便意が起きてもトイレに行かなか
ったりして、意識的にかつ習慣的に便意を抑制することで
起こるものです。
痙攣性便秘は、腸の働きが強すぎて腸の痙攣性収縮によって
起こります。ストレスなどの精神的・心理的な要因が強く
関係し、便秘と下痢を繰り返す交代型の人もいます。慢性
便秘の中で最も多いのは、弛緩性(結腸性)便秘で、腸の
働きが弱いために起こり、高齢者や子供に多く見られます。
これらの便秘は、食生活の改善や、ストレスの解消、適度な
運動などで解消されることが多いものです。
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